
レトロな街並みで日本の歴史文化を満喫!川越の人気観光スポット15選
蔵造りの建物が立ち並ぶ街並みが特徴の「川越」。
江戸時代の面影を色濃く残す街並みを散策しながら、日本の文化と歴史を気軽に体験できるため、国内外から日々多くの観光客が訪れている。
東京からアクセスしやすい場所にあるため、東京旅行の際に足を伸ばす方も多い。
この記事では「川越」の人気観光スポットやお勧めの観光シーズン、アクセス方法などの知っておきたい情報を詳しく紹介する。
ぜひこの記事を参考にしながら、「川越」を巡ってほしい。
川越ってどんなところ?
「川越」は関東地方の埼玉県、東京都から北西の場所に位置する。
「川越」は江戸時代に栄えた城下町であり、その面影を現在でも色濃く残している。
漆喰(しっくい)が塗られた蔵造りの建物が作り出す、歴史情緒に溢れた景観は「川越」の大きな特徴だ。
日本文化を感じられるアイテムが揃うショップや、魅力的なグルメが食べられる飲食店が多く、趣のある街並みを散策しながら買い物と食べ歩きを楽しめる。
神社仏閣も多く、見どころが盛りだくさんの街だ。
着物をレンタルできるお店もあるため、着物で川越の街を散策する方も多い。

小江戸川越と呼ばれる理由
小江戸川越と呼ばれるようになった理由は諸説ある。
その理由を説明する上で、欠かせないのが川越城とその城下町だ。
1457年に築かれた川越城は戦争によって、城主が次々と代わり、最終的には江戸幕府を開いた徳川家康(とくがわいえやす)のものとなる。
江戸に幕府が開かれた江戸時代以降、川越は江戸から最も近い城下町であり、江戸城北部の守りの要ともなった。
そのため、川越城には江戸幕府でも重要な人物が城主を代々勤めた。
また、大きな川を渡らず陸路で江戸にアクセスできるだけでなく、河川で荷物を運べることもあり、物資の供給地として川越は栄える。
その繁栄ぶりから小江戸川越と呼ばれるようになったという説がある。
もうひとつの説は、江戸情緒を残す蔵造りの街並みと江戸天下祭の影響を受けた山車祭りがあることから小江戸川越と呼ばれるようになったという説だ。
ちなみに川越城の一部、本丸御殿は現存しており、2006年には「日本100名城」選ばれた。
川越のおすすめの観光シーズンは?
「川越」を訪れるなら、お勧めしたい観光シーズンは春や秋だ。
気候的に過ごしやすく、街並みの散策もしやすいはず。
体温調節が難しい着物を着ても、暑かったり寒すぎたりしない点も魅力のひとつ。
また、毎年10月の第3日曜日とその前日には川越まつりが開催される。
川越まつりはユネスコの無形文化遺産に認定されており、迫力のある山車(だし)やお囃子(おはやし)が見られるだろう。
川越の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
川越へのアクセス
ここからは東京から川越までのアクセスとお勧めの乗車券を紹介する。
東京都内から日帰りで川越を観光する予定の方は、ぜひチェックしてほしい。
東京都内から川越へのアクセス
川越観光の拠点にするなら、西武新宿線の「本川越駅」がおすすめ。
観光の中心となる「小江戸川越一番街商店街」に最も近く、徒歩約10分でアクセスできる。
東京の「西武新宿駅」で西武新宿線の特急・本川越駅に乗れば、乗り換えなし・約50分で到着する。
各停もしくは急行の場合でも約1時間でアクセスでき、特急より運賃は安くなるが、乗り換える必要がある。
快適さと運賃の安さ、どちらを重視するかで選んでほしい。
西武新宿駅から特急を利用する場合
- 経路
- 「西武新宿駅」で西武新宿線特急(本川越行)に乗車し、「本川越駅」で下車。
- 所要時間
- 約50分
- 運賃(片道)
- 1,713円(ICカード利用時)
※2025年10月時点の情報
西武新宿駅から各停を利用する場合
- 経路
-
1. 「西武新宿駅」で西武新宿線急行 拝島行へ乗車
2. 「小平駅」で西武新宿線各停 本川越行へ乗り換え
3. 「本川越駅」で下車" - 所要時間
- 約1時間
- 運賃(片道)
- 513円(ICカード利用時)
※2025年10月時点の情報
川越観光に利用すべき「小江戸・川越フリークーポン」
東京から日帰りで川越を観光する際に活用したいのが、西武鉄道の往復乗車券と川越市内を走る小江戸巡回バスの1日乗車券がセットになった「小江戸・川越フリークーポン」だ。
西武鉄道の往復乗車券は、西武線の各駅〜本川越駅間の往復運賃が割引に。
小江戸巡回バスの1日乗車券は、「蔵の街」や「川越氷川神社」などの人気観光スポット周辺を巡るバスが1日自由に乗り降り可能になる。
また、クーポンの提示で着物レンタル店やレストランなどの割引・特典を受けられるのも嬉しいポイントだ。
フリークーポンの購入は、西武線各駅の窓口や券売機で可能(※小竹向原駅・本川越駅・武蔵横手駅など一部を除く)。
なお、発駅から本川越駅までの途中下車はできず、指定区間外の乗車や乗り越しには別途運賃が必要なので注意してほしい。

川越観光の主要交通手段
「川越」内の観光スポットを巡るなら、徒歩がお勧め。
文化や景観を最も近い距離感で楽しめるからだ。
気になったお店や場所に立ち寄りやすいのも魅力。
風情のある美しい「川越」の街並みを、肌で感じながら散策してほしい。
とはいえ、「川越」はバスなど公共の交通機関も充実している。
徒歩に疲れたら、こちらも利用してほしい。
歴史情緒あふれる川越で訪れるべき人気観光スポット15選
「川越」にはシンボルである「時の鐘」をはじめ、数々の神社仏閣など歴史情緒あふれるスポットがたくさんある。
メインストリートである「小江戸川越一番街商店街」もそのひとつで、様々な景観や文化から歴史を感じられる。
「川越」を訪れるなら、これから紹介する人気の観光スポットを軸に観光してほしい。
1. 川越氷川神社
川越氷川神社は、今から約1500年前に創建されたと伝えられている由緒ある神社。
本殿には緻密な彫刻が施されており、国指定重要無形民俗文化財にも指定されている。
まつられている5柱の神様がご家族であることから、家族円満・夫婦円満、そして縁結びの神様として信仰を集めている。最近は縁結びのパワースポットとして知られるようになり、良縁を求めて多くの参拝客が訪れる。

2. 時の鐘
「川越」を代表する観光名所のひとつが時の鐘だ。
昔ながらの蔵造りが並ぶ通りの中で、ひときわ存在感を放つランドマークとなっている。
木造3層のやぐらで、高さは約16メートル。6時、正午、15時、18時の1日4回、鐘が鳴り時を告げる。
創建は約400年前。川越藩主酒井忠勝によって建てられたと言われている。度重なる火災で焼失を繰り返し、今建っているものは4代目。

3. 小江戸川越一番街商店街
川越のメインストリートである「小江戸川越一番街商店街」には、今も蔵造りの情緒ある建物が並び、当時の面影を色濃く残したスポットが点在。
老舗から最新ショップまで個性豊かな100店舗以上のお店が軒を連ねる。
川越ならではのお芋を使ったスイーツやウナギ料理店から、クラフトビール店や雑貨店まで多彩な魅力が集結。テイクアウトにぴったりなスイーツやグルメも充実している。

4. 菓子屋横丁
高澤通りから一本入った場所にある、石畳でできた長さ80mほどの細い路地。
その道の両脇に昔懐かしいお菓子の店が立ち並ぶ川越の人気スポット。
横丁を包む雰囲気と素朴なお菓子のかおりで環境省の「かおり風景100選」にも選定されている。
せんべいや麩菓子、飴玉、団子など、それぞれのお店で扱うのは昔ながらの素朴なお菓子ばかり。

5. 川越着物レンタル 美々庵
せっかく川越に訪れるなら、「着物着付け体験」がおすすめ!着物で街歩きしているシーンはフォトジェニック!旅の記念にぴったりの一枚が撮れること間違いなしだ。
川越の着物レンタルの発祥のお店で、「時の鐘」入口すぐ近くの小道にお店を構えるのが「美々庵」。ここでは、常時400〜500の中から、好みの着物を選んで着ることができる。

6. 喜多院
慈覚大師が830年に創建した天台宗の名刹。
江戸時代初期(1603-1700頃)、名僧天海大僧正が住職をつとめたとして知られている寺だ。
江戸城から移築された三代将軍徳川家光・春日局ゆかりの建物など多くの文化財を所蔵している。
広い境内に立つ山門、鐘楼門、慈眼堂なども国の重要文化財に指定されており、今もなお当時の面影を色濃く残している。

7. 川越まつり会館
川越まつり会館は、毎年10月に行われる埼玉三大祭りの一つである「川越まつり」の歴史や魅力を伝える施設。
建物の中は2階建てになっており、1階はまつりを準備する様子や携わる人たちの想いに触れられる。
一番の見どころは吹き抜けになった展示ホール。まつりで使われる本物の山車が2台展示されている。
まつりの最中ではなかなかじっくり見ることができない、豪華な飾りや細やかな彫り物を間近に見ることができるのがうれしい。

8. 川越城本丸御殿
江戸の北の守りとして重要視されていたこの地の城が川越城だ。
もとは、室町時代の武将上杉持朝の命により、その家臣である大田道真・道灌(どうかん)親子によって長禄元年(1457)に築かれたといわれる。
現在残る建物は、江戸時代の嘉永元年(1848)に当時の藩主・松平斉典が造営した本丸御殿の一部のみ。川越城唯一の遺構である。

9. 小江戸蔵里
明治8年(1875)創業の、川越を代表する造り酒屋・旧鏡山酒造の跡地を利用した複合施設。
市民と観光客との交流や地域の活性化を図るとともに、川越市の名物や物産を幅広く紹介している。
往時の情緒を留めた広い敷地内には、築年時期によりそれぞれ「明治蔵」「大正蔵」「昭和蔵」と呼ばれる3つの蔵が立ち並ぶ。
「明治蔵」はおみやげ処として、日持ちのするお菓子やかわいい民芸品を販売。

10. 川越市立博物館
旧川越城の二の丸跡に建つ市立博物館。蔵造りをイメージした、切り妻の瓦屋根と漆喰風の白壁の建物が特徴的だ。館内では、江戸時代に城下町として栄えた川越の長い歴史に関する資料を展示。
原始・古代から近現代まで、年代ごとに展示を行っているので川越の移り変わりを時代ごとに知ることができる。

11. 蓮馨寺
本川越駅と蔵造りの街並みの間にある浄土宗の寺院。
創建は室町時代と古く、江戸時代には浄土宗の信仰が篤い徳川幕府から僧侶の養成機関「関東十八檀林」のひとつとして認められ、葵の紋を掲げることが許された。本尊は鎌倉時代の作となる阿弥陀如来像。

12. 川越熊野神社
室町時代の天正18年(1590)に紀州熊野本宮大社から分祠され、地元では「おくまんさま」と呼ばれ親しまれる神社。
開運のご利益が高いとされ、境内には「運試し輪投げ」や金運アップを願ってお金を洗い清める「宝池」などの開運スポットが多数。
熊野本宮大社で祈願したレリーフにパワーをもらえる「むすびの庭」や、ほほえましい姿に癒される「ジャンボ八咫烏様」の像のほか、お守りやおみくじも人気。

13. 大正浪漫夢通り
風情ある川越の街並みになじむ、大正時代を思わせるレトロな雰囲気で人気の商店街。
160mに渡って続く道には御影石の石畳が敷かれ、その両脇には瓦屋根の町屋や石造りの洋風建築の店舗、蔵造りなどが建ち並ぶ。

14. 仙波東照宮
全国にある徳川家康公を祀る東照宮のなかでも、家康公が眠る日光東照宮、最初に誕生した久能山東照宮と並び、日本三大東照宮のひとつとされる。
家康公の遺骸を移送する途中、天海僧正によって隣接する喜多院で四日間の法要が営まれたことから、寛永10年(1633)建立されたと伝わる。

15. 川越八幡宮
第68代・後一条天皇の時代の長元3年(1030)に甲斐守源頼信(かいのかみみなもとのよりのぶ)によって創祀されたと伝えられる古社。
長元元年(1928)に起きた「平忠常の乱」の際、源頼信がこの地で必勝祈願をして敵陣にのり込んだところ乱を鎮めることができた。これに感謝した源頼信は、この地に神社を創建したという。

川越ならではの雰囲気を味わえる人気飲食店5選
シーンや好みに合わせて選べるように、ジャンルの異なる人気飲食店を厳選して紹介する。
いずれも歴史を感じる外観や趣のある空間も特徴で、川越ならではの風情を存分に味わえるだろう。
1. 小川菊
江戸時代後期の文化4年(1807)の創業より、ウナギ一筋で営む名店。
江戸、明治、大正、昭和、平成、令和と6つの時代を経た今も、昔と変わらず1枚1枚丁寧に焼き上げるウナギが絶品と評判。
創業以来代々受け継がれてきた秘伝のタレを使用した「うな重」は、ふっくら焼きあがった香ばしいウナギとタレのしみたごはんが相性抜群。

2. スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店
歴史を感じさせる蔵造りの街並みが続く小江戸川越。
街のシンボル「時の鐘」がそびえ立つ石畳の小径沿いにある「スターバックス 川越鐘つき通り店」は日本の各地域の文化や魅力を世界に発信する「リージョナル ランドマーク ストア」のひとつ。

3. 川越ベーカリー 楽楽
小江戸川越の人気観光スポット、菓子屋横丁の入り口近くにあるベーカリー。
国産中心の素材にこだわった個性豊かなパンを伝統的な川越の町屋を思わせる外観の店舗で販売している。
すべてのパンに北海道産小麦を使用。中でも「キタノカオリ」をメインにした北海道産小麦粉を使い、自家製酵母でじっくり18時間発酵させた生食専用のプレミアム食パンは連日完売の人気商品。

4. 寿製麺 よしかわ 川越店
埼玉県川越市にある「寿製麺 よしかわ 川越店」。
徹底した衛生管理・温度管理のもと、市場より厳選した旬の食材を炊き上げたスープが自慢の店だ。
スープの種類に合わせて、食感や太さが異なる自家製麺を使用。他にはない一杯が味わえる人気店として認知されている。
看板メニューは「煮干そば 白醤油」。4種類の煮干しをブレンドし、硬めの自家製麺と組み合わせた一品。ほんのりと煮干し風味が効いた、さっぱりとした味わいが特徴だ。

5. 川越 いちのや
小江戸情緒が残る川越・松江町で、天保3年(1832)から営業する老舗うなぎ店。
受け継がれてきた一子相伝のたれを使い、国産うなぎを備長炭で一枚ずつ丁寧に仕上げる。蒲焼は白焼きをせず生のまま蒸してからたれをつけて焼く製法で、ふんわりとした口当たりと香ばしさが両立した味わいが魅力だ。
看板のうな重や白焼のほか、食べ方の変化が楽しいひつまぶし、酒肴に合うどぜうから揚げなど単品メニューも充実している。

【シーズン別】川越でお勧めのお祭り・イベント
川越では、季節ごとに様々なお祭りが開催される。
その中でも特に人気があり、季節や伝統文化を感じられる代表的なお祭りを紹介する。
訪れる時期が合えば、ぜひ足を運んでほしい。
春:小江戸川越春まつり
例年3月下旬から4月下旬にかけて開催される春の風物詩。
期間中は多彩なイベントが行われ、オープニングでは鎧姿の火縄銃隊による演武や川越鳶組合の梯子乗り、消防音楽隊の演奏などが街を賑わせる。
なかでも最大の見どころは「春の舟遊」。川越氷川神社裏の新河岸川から舟に乗り、川沿いに咲く桜を間近に眺めながら約10分間の舟旅を楽しめる。
夜にはライトアップされた桜が水面に映り、幻想的な光景が広がる。
なお、「春の舟遊」は事前にチケット購入が必要で、日中または夜間のどちらかを選び、全国のセブンイレブンで購入できる。

夏:川越百万灯夏まつり
例年7月の最終土曜日に、小江戸川越一番街商店街を中心としたエリアで開催される、江戸時代から続く伝統ある夏祭り。
期間中は色とりどりの提灯が街を彩り、多彩な催しが行われ、街全体が活気に包まれる。
お囃子競演会やダンスパフォーマンス、音楽ライブなど、見どころが目白押し。
日本の夏祭りらしい情緒を感じられる、提灯と屋台が並ぶ街で屋台グルメの食べ歩きを楽しめるのも魅力のひとつ。

秋:川越まつり
江戸時代に行われていた伝統行事「天下祭」の影響を受けて発展した、約370年以上の歴史を持つ「川越まつり」。
2005年に国指定重要無形民俗文化財、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された。
小江戸川越一番街商店街を中心に、高さ約8mの豪華絢爛な山車が練り歩き、すれ違うたびに迫力ある光景が広がる。
向かい合う山車が囃子(笛・太鼓・鉦・踊り)で競演する「曳っかわせ」も必見だ。
提灯を掲げた人々の掛け声と熱気に包まれ、観客も一体となって盛り上がる。

冬:川越初大師だるま市
「川越初大師だるま市」は、川越大師として親しまれる「喜多院」で行われる新年の恒例行事。
毎年1月3日、境内には大小様々なだるまが所狭しと並び、初詣に訪れる人々で賑わう。
参拝者は目が描かれていないだるまを購入し、願いを込めて左目を描く。
願いが叶った際には右目を入れ、だるまを完成させるのが習わしだ。

川越観光のお勧め日帰りモデルコース
ここでは、川越の情緒あふれる街並みと人気観光スポットを満喫できるモデルコースを紹介する。
ランチタイムやカフェでの休憩時間も確保しているため、初めて川越を訪れる人でもゆったりと観光を楽しめるはずだ。
- 10:00
- 川越駅に到着
- 10:25
- 「川越着物レンタル 美明庵」で着物レンタル
- 11:30
- 時の鐘
- 11:50
- 小江戸川越一番街商店街
- 12:50
- 「川越 いちのや」でランチ
- 13:45
- 川越菓子屋横丁
- 14:35
- 川越氷川神社
- 15:30
- 川越熊野神社
- 16:10
- 「川越着物レンタル 美明庵」に着物を返却
- 16:40
- 「スターバックス川越クロックレーン店」で休憩
- 17:15
- 「小江戸蔵里」でお土産を購入
- 18:25
- 川越駅
川越から足を延ばして自然豊かな秩父を楽しもう
日程に余裕があれば、川越に1泊してから電車で約1時間40分の「秩父」まで足を延ばすのもお勧め。
東京近郊とは思えないほど自然豊かな秩父には、雄大な景観を楽しめるスポットや、関東有数のパワースポット、絶景を望む日帰り温泉などが揃う。
これから秩父の人気観光スポットを紹介するので、気になる場所があれば、川越観光とあわせて秩父の自然や癒やしも満喫してほしい。
1. 三峯神社
三峯神社は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)により国の平和を祈るため創祀されたと言われており、境内には日本武尊の大きな像がある。
三峯神社の神の使いであるオオカミは、さまざまな災いを除くといわれ、御守りなどにもオオカミが描かれており、珍しいと人気を集めている。
境内には、もみの木とヒノキがぴったりと寄り添った「えんむすびの木」もあり、恋愛成就の祈願をする人も多い。

2. 羊山公園
秩父のシンボル武甲山の麓、秩父市と横瀬町との間にある羊山公園にある芝桜の丘。4月の中旬から5月初旬にかけて見頃を迎える秩父の春を代表する観光スポットだ。
色とりどりの芝桜が絨毯のように植栽されている圧巻のグラデーションの花回廊。
その中央部分が谷になっており、起伏を利用して高い所から全体を眺めたり、低い所から見上げたりと色々な景色を楽しむことができる。

3. 西武秩父駅前温泉 祭の湯
秩父の魅力を存分に堪能できる西武秩父駅前の複合型温泉施設。
コンセプトは秩父で年間300回以上開催される「お祭り」。至る所に提灯がぶら下がり、神輿が飾られた空間がお祭りの熱気と和の雰囲気を感じさせる。
秩父の象徴・武甲山を望む雄大な眺望も自慢の開放的な露天風呂は、地下2,000mから汲み上げた天然温泉(加水・加温・循環ろ過あり)の岩風呂や、季節によって変わる花見湯などさまざまな湯船が揃う。

川越観光に関するよくある質問
Q
短い時間で川越を満喫するためには、どこに行けば良い?
メインストリートであり、「川越」の代名詞でもある「小江戸川越一番街商店街」がお勧めです。
Q
川越の名物グルメは?
おさつチップなどのさつまいもやうなぎ、太麺やきそばなどが名物です。
まとめ
この記事では「川越」の基本情報や有名な観光スポット、お勧めの観光シーズンなどを紹介してきた。
小江戸と称される「川越」は江戸時代に繁栄した城下町の雰囲気を残す、歴史情緒あふれる街並みが魅力。
レンタルした着物で「川越」を散策すれば、日本ならではの文化をより感じられるはずだ。
埼玉県には川越以外にも、魅力的な観光地や観光スポットが多い。
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