
絶景もグルメも歴史も楽しめる!山口旅行ガイド
多様な自然景観とご当地グルメが魅力の「山口」。それだけでなく、歴史の転換点の舞台となった場所や江戸時代(1603年〜1868年)の過渡期の面影が残るスポットも多い。そんな山口の魅力を満喫するために知っておくべき、山口のエリア別の魅力や交通情報、定番スポットを巡るモデルコースなどを紹介しよう。

中国地方を支配した戦国大名として名を馳せ、明治維新後に公爵となった旧長州藩主、毛利宗家の旧本邸。書院造の壮大な館と回遊式庭園(大きな池を中心にその周囲を巡る園路を設け作庭する)には、明治・大正時代の造園技術の粋が尽くされ、国の名勝に指定されている。当時にしてはめずらしく発電設備や上水設備、水洗トイレ、井戸水を利用した冷蔵庫など、当時の最先端の設備を整えていたという。
現在は邸宅の一部が毛利博物館となっており、古文書、甲冑、刀剣、茶道具、漆器などの美術工芸品や絵画などを所蔵。雪舟筆『四季山水図』や『古今和歌集巻八』をはじめとする国宝、重要文化財や山口県指定文化財なども含まれる。
庭園は紅葉スポットとしても人気。毎年11月中旬から下旬頃に見頃を迎えるが、この時期に合わせて、毛利博物館では特別展「国宝」が開かれる。広大な敷地に広がる紅葉と一緒に国宝を鑑賞するため、多くの観光客が訪れる。

公爵家となった旧長洲藩主、毛利氏の本邸

山口県屈指の紅葉スポットでもある

国宝が7点、重要文化財が約9000点ある毛利博物館

有名な「三本の矢」の逸話の元になったとされる『三子教訓状』も所蔵されている

建物面積約4000㎡で総檜造りの旧毛利家本邸